2012/03/29
最近、一緒に働いていた医師や同級生の訃報を聞くと、私もそういう年になったのだなと実感しています。「紺屋の白袴、医者の不養生」の通り、しばらく血圧を測っていない自分がいます。インフルエンザや結核の人たちとも接する機会があるため、自分も罹らないよう注意しないといけないし、春、秋の定期健診以外にも、検査する必要を感じます。
若いころ、レントゲン室で放射線を浴び続けて作業をしていると、夕方にはレントゲン宿酔といって、酔ったようになって寝込んでいました。
現在、私は放射線を浴びることが少なくなり、幸いにも、今のところ特に癌にも、白血病にもなっておらず、子供にも影響を与えていないようですが、放射線科の先生方は、ある意味「自分の命を削って」治療していると思います。
福島原発事故で、放射能を浴びる危険性を顧みず作業をする消防士さんや自衛隊の方の話がありますが、毎日、放射線に当たりながら作業している医師もいることも知っていただきたいと思います。