2012/06/20
5月から看護学校の授業が始まり、研究会、学会出席と立て込んで忙しい毎日でした。
月曜、火曜の午前の内科外来を岡本先生に診ていただき、だいぶ楽になりました。やはり外来と透析回診を一人でするのは大変でした。
その中で、特記したいのは、5月12日、東京での第83回日本消化器内視鏡学会のイブニングセミナーで、フジフィルム社が、今までの内視鏡がキセノン光源だったのに対し、世界で初めて、レーザー光を光源とした内視鏡を開発、公開いたしました。
特にその中で、当院に来ていただいている中村教授が、世界で初めてその「レーザー内視鏡」を使ったPDD(光線力学的診断法)を発表いたしました。
従来の観察がさらに向上するだけではなく、さらに、画像処理、観察、診断において、新しい開発が期待できる、まさにエポックメーキング的な内視鏡だと思います。
中村教授が大変、興奮して発表していたのが、とても印象的で、一緒にレーザーでPDT(光線力学的治療)を研究していたので、ここまで進んだのかと、感慨深いものがあります。
これから中村教授を始め、若い内視鏡医が、これを使ってさらに新しいレーザーの世界を創ってもらいたいと思います。